看護師が仕事を辞めたくなる理由は何があるのか?調べてみました。

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インシデント?アクシンデント?どちらにせよレポートにしないのって…

 

インシデントとアクシデント。

 

看護師は「医療事故」を起こさないようにするために、
どんな些細な看護処置や医療行為を行う際には、
いつも細心の注意を払っていると思います。

 

しかし、件数は少ないものの時として発生してしている、
というのが現実です。
(インシデントは結構発生してる気がしますが・・・(>_<))

 

インシデントは、日本において多くの病院では
「ヒヤリ・ハット」「ニアミス」ということで、行った看護や処置に関して

 

エラーはあったけれども、途中で発見されたり、気づいた等により
患者さんには健康被害は生じなかった、というような場合を
【インシデント】と呼んでいると思います。

 

そして、アクシデントというのは、まさに医療事故です。
具体的にいうと、患者さんの身体や生命にかかわる可能性がある
事故をさしますよね。

 

以下は、何年か前に、私が勤務していた病院で起こった実際の話です。

 

もともと精神疾患があった70代の男性の患者さんなのですが、
自力で食事摂取は可能なのですが、一気に口に押し込む傾向がありました。

 

普段は摂取が終了するまで、その患者さんの傍に付いていたのですが、
その時はその患者さんは普通に食べていたとのことで、チラチラとみる程度で、
じっくりついて観察するというような見守りはしていなかったようです。

 

そして、その患者さんは、途中からいつもの様な食べ方に戻ったのかは
定かではありませんが、ご飯を一気に口の中に詰め込んだようで、
受け持ちNsが再び見回りに来た時には・・・

 

その患者さんはご飯を詰まらせて窒息しかかっていたそうです。

 

顔面はチアノーゼで真っ青、慌てて指で詰まっているご飯をかき出しましたが、
取りきれず、そのうちに呼吸停止・・・

 

サクションをしたようですがほとんど効果なく、
最終的には心肺停止状態となり、胸骨圧迫、挿管し
レスピレーター装着となりました。

 

そして・・・

 

その患者さんは意識が回復することなく、一週間後に亡くなりました。

 

こんなことがあり、スタッフ間の話題になりましたが、
関わった当事者はもちろんのこと、一緒に勤務していた看護師も
アクシデントレポートを書く、ということはしていませんでした。

 

なぜ?

 

病棟科長も「書いた方がいいよね」といいながらも
結局は書かれないまま時が過ぎていきました。

 

でも、これって立派な!?アクシデントですよね。

 

こんな大きな事故が起きたのに、大きく取り上げない病院って
どう思いますか?

 

とは言っても、その病院に私もいたので、
大きな声で言えることではないのですが、
あってはいけないことですよね。

 

もしも、その患者さんが自分の家族だったら・・・?と思うと、
きっと病院側の責任を問うと思います。

 

明らかに観察不足ですし、予測もしていない。

 

“何か”が起こった時に適切に対処したからいい、
というものではありません。

 

“何か”が起こってしまわないように、患者さん一人一人を観察し、
予測し、責任をもって看護にあたる必要がありますよね。

 

それが出来ていなかった為に起こってしまった事故・・・。

 

その患者さんの家族は何も言わずに病院を去りましたが、
何とも言えない思いでした・・・。

 

その後も、時々アクシデントが起きたりしていましたが、
レポートになって提出されたのは半分程度。

 

意識が低いというか、何といえばいいのでしょうかね…

 

その病院にいたら、自分は犯罪者または共犯者のような気がして、
いたたまれなくなってきたので、思い切って辞めました。

 

医療事故に対する意識の持ち方が低い病院は
長くいるべきではないな、そう思ったある意味、貴重な体験でした。

 

医療事故は看護師生命に終止符を打つものです。

 

看護師という職を失うだけではなく、
その後の人生にも大きな影を差すでしょう。

 

絶対に起こさない、そんな強い意識と責任感を
忘れないようにしたいですね。

 

 

⇒医療事故が起こりやすい環境があるんです。あなたは大丈夫ですか?