今時の看護学生事情。看護実習の指導者看護師がみた看護学生って?

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今時の看護学生って?看護実習指導者ナースが感じていること。

 

今回は、今どきの看護学生についてのお話をしたいと思います。

 

私は以前病院で働いていた時に、臨床指導の委員でした。

 

この委員会では、看護学生の看護実習において、
指導する看護師の話を聞いたり、悩みを拾い上げたり、
看護学生の実習の様子を把握して、問題点はないかなどを
話し合ったりするものでした。

 

そのほかにも指導者となる看護師に向けての研修を開き、
看護学生を分析し、指導者はどう指導していけばいいのか?
などをみんなで考え、実際の指導に活かしていってました。

 

毎月1〜2度、委員会が開かれていました。

 

看護学生は1年生から3年生までほぼ毎月看護実習に来ていたので、
毎日のように看護学生と関わる機会がありました。

 

私自身は、看護実習生の指導者になったことがなかったのですが、
「経験もあるし、やってみて」と師長から声がかかり、断る理由も
なかったので、臨床指導委員としてやってみることになりました。

 

現場での看護学生との関わりっていえば、
部屋持ちの患者さんを看護学生が担当していた場合に話をしたり、
処置などの説明をしてあげたりする程度で、それ以上の
深い付き合い?をしたことはありませんでした。

 

しかし、看護学生を指導する看護師は、指導はもちろんのこと、
かなり深い付き合いをしなくてはいけませんよね。

 

そんな中で、何人かの指導者看護師が声を揃えて
言っていたことがありました。

 

『今どきの看護学生ってやばいんじゃない』

 

何が?と思って、聞いてみると、人として
やばいってことらしいのです。

 

はじめはそうやって聞いてもあまりピンと来なかったのですが、
この臨床指導委員会の一員となって、委員会に出席するうちに
その“やばい”の意味が分かるようになってきました。

 

今どきの看護学生は看護実習で何をすればいのかわからない、
っていう人学生が結構存在するようです。

 

学校で学んだ以上の知識はあるようなのですが、
実際に患者さんを目の前にしてみると、頭が真っ白になる人もいて、
何をしていいのかわかっていないようなのです。

 

担当患者さんと何を話したらいいかわからない。

 

挨拶以降、声を掛けられない。

 

(学生によっては)タメ口しか使えない。

 

ただ傍で立っているだけで一日が終わる。

 

看護師とのやり取りを見ているだけ。

 

教えられたことをメモしない。

 

聞かれたことに答えられない(答えない?)

 

すぐ泣く。

 

無断欠席する。

 

言い返す、文句を言う。

 

自分を正当化する。
 
ヒヤリハット・インシデントが多い。

 

 

大雑把に上げてみましたが、こんなことを日々感じながら
看護実習の指導者看護師は頭を悩ませていましたようでした。

 

あらら・・・って感じですよね。

 

そんなことが分かってから看護学生をよく観察してみると、
なるほどなって思うことが結構ありました。

 

私が看護学生だった時代は、病棟の看護師が怖い人が多くて、
知識を詰め込んで、質問されたことには答えられる様にしていましたし、
受け持ち患者さんとの関わりももっと深く行えていたように思います。

 

自分でいうのもなんですが、コミュニケーション能力も
それなりにあったかなって思う所ですが・・・。

 

そんなこんなで、今時の看護学生はやばい・・・ってなったのかと。

 

もちろん、今の看護学生のすべてがそうなわけじゃなくって
数人が特に目立っていた状態であまりにもインパクト!?が
強すぎたんだと思います。

 

臨床指導委員会の中でも、そんな看護学生を相手に、
どうやって指導していけばいいか?ってかなり頭を悩ませました・・・。

 

看護学生というか、それ以前の問題で、人ととして大丈夫なのか?
っていうくらいのレベルの看護学生も数人いたりしたので・・・。

 

でも、そこまでやばい人は、途中で退学していきましたね。

 

看護学校を退学した理由が・・・

 

「私は看護師に向いていません」
「どうして看護師になろうと思ったのかわからない」
「看護師になりたくない!」
「看護師がこんなだとは思わなかった」

 

 

看護師という職業自体に疑問を抱いて去っていった人も。
自分のことは高い棚に上げたままだったようですね(^-^;

 

ちょっと話が逸れますが・・・・

 

看護教員にも問題教員がいたんです。

 

細かな部分は色々ありますが、一番の問題は、
【看護実習現場に姿を見せない】ってことでした。

 

姿を見せないので、看護学生の実習の様子がわかるわけが
ないですし、それなのにカンファレンスでは意見を述べちゃう・・・

 

当然ですが、そんな教員に看護学生がついていくわけはなく、
看護学生はそんな教員と病棟看護師の間で振り回されて
ちょっとあれは可哀想でしたね。

 

ちなみに、臨床指導委員会ではそんな教員にも意見出来るのですが、
何度言っても最後まで姿を見せることはありませんでしたね・・・。

 

どうして看護教員をしているのか謎でした・・・。

 

看護学生も教員も素晴らしい人がいたりするのですが、
問題のある人たちのほうが目立っちゃうという悲しい現実ですね。

 

今どきの看護学生・・・

 

この子たちが新人看護師となって毎年4月から働き始めるのですが、
毎年のように問題が山積みとなってしまうのは、この時点で
わかりきったことだったんだな〜って今更ながらに思います(-_-;)

 

時代のせいなのか?

 

知識だけあっても看護師って勤まらないじゃないですか?
「人間性」って本当に大事なんだよな・・・って思う今日この頃です。

 

 

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